2013年3月7日木曜日

「地域型住宅ブランド化事業」研修会

3月6日(水)、新潟市の朱鷺メッセにて新潟県木造住宅生産体制強化推進協議会主催の「地域型住宅ブランド化事業」研修会に参加してきました。
事務局である一般財団法人にいがた建築センターの呼び掛けで、参加者160名以上・・。
この事業の関心の高さが窺えます。
3名の講師による講演、まず初めは国土交通省住宅局住宅生産課木造住宅振興室 室長 加古貴一郎氏より「地域型住宅ブランド化事業等について」と題して、国土交通省の考えている住宅施策の方向性など勉強になりました。
最も気になっていたことは、ブランド化事業の次年度体制でした。加古室長によると大まかには「既存グループは内容を精査しバージョンアップさせて継続申請」、「新規グループは新規の申請」とのことでした。

問題は申請の時期です。
平成24年度のように雪国で最も住宅着工が多い4月~8月までに時期をグループ申請等に追われ、補助金の利用ができないとかなりの痛手です・・。ここが改善されることを願うのですが、昨日の話では平成25年度の詳細は検討中とのことで、また大切な着工時期にグループ申請がぶつかりそうな予感がしました・・。

次の講演は、一般財団法人ベターリビング 普及推進部 部長 唐澤一雄氏より「これからの工務店のあり方について」と題して、全国の工務店を支援している立場で様々な実例を挙げた話をお聞きしました。
唐澤部長の話で最も印象に残ったことは、
「長期優良住宅の造れない工務店は潰れてしまえ!」という過激な本音でした・・。
皆が思っていても言えない一言を言ってしまうあなたが素敵でした・・。

最後は住宅金融支援機構 北関東支店 支店長 元木周二氏より「ライフプランにあわせた資金計画について」と題して、35年固定金利のフラット35について、どのようにお客様に勧めるかなどなどお話を頂きました。
しっかりと説明をすれば8割のお客様はフラット35を使いたいと思う、しかし現状の利用率は1割程度とのこと。
ここには「お前たちがフラット35のメリットを説明できないから1割しか利用されていないんだよ!!」と口には出さない威圧感を感じました・・。

ではなぜフラット35は1割しか利用されていないのか・・。
多くは銀行の変動金利の住宅ローンを利用しています。当初数年は驚きの金利ですから・・。
数年後金利が上昇するようであれば低い金利の住宅ローンに借り替える、こんな方法を取っているようです。
どっちがお得なんだろう・・??

こんな内容でいくつかの収穫はありました。
それにしても団体名称など文字が多すぎます。

最後に、なんといっても一番驚いたのは、朱鷺メッセで開催中の「世界の蘭展」です。
平日にも関わらずすごい人・人・おばちゃんだらけ・・。
駐車場がどこも満車。蘭の集客力に驚くばかりです・・。

■お問い合わせ■
㈱M's構造設計Mail
info@ms-structure.co.jp(佐藤実直通)

㈱M's構造設計HP
http://www.ms-structure.co.jp/

構造塾HP
http://www.ms-structure.co.jp/kozojuku.html

佐藤実Facebook
https://www.facebook.com/minoru.sato.165

㈱M's構造設計Facebook
https://www.facebook.com/ms.structure/

構造塾Facebookグループ
https://www.facebook.com/groups/332629670201418/

0 件のコメント:

コメントを投稿