第三者検査について
建築の施工時に第三者検査を受けることがあります。
瑕疵保険の検査も第三者検査です。
第三者の検査員に現場の状況を検査してもらう、こんな安心ありません。...
って、思っていませんか?
建築の施工時に第三者検査を受けることがあります。
瑕疵保険の検査も第三者検査です。
第三者の検査員に現場の状況を検査してもらう、こんな安心ありません。...
って、思っていませんか?
検査内容をよーく確認してみてください。
例えば基礎の配筋検査、第三者検査は建築基準法の適合、構造安全性の確認、瑕疵保険であれば設計施工基準の適合を「検査合格」としているわけではありません。
あくまでも、設計者からもらった基礎の図面と現場との「整合確認」に対して、整合チェックをしているだけです。
図面通り現場ができていれば「検査合格」なのです。
よって、設計者が構造計算もせず、基礎のスパン表も使わず、経験と勘(構造計算経験のない人に経験の勘もありませんが)で描いた基礎の図面は建築基準法に適合していなくても、構造安全性の確保ができていなくても、瑕疵保険の設計施工基準に適合していなくても、第三者検査は「合格」します。
また、第三者検査合格により、第三者検査員に設計責任が行くわけではありません。
第三者検査が設計責任を取ってはくれません。
第三者検査の意味を理解してください。
■お問い合わせ■
㈱M's構造設計Mail
info@ms-structure.co.jp(佐藤実直通)
㈱M's構造設計HP
http://www.ms-structure.co.jp/
構造塾HP
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例えば基礎の配筋検査、第三者検査は建築基準法の適合、構造安全性の確認、瑕疵保険であれば設計施工基準の適合を「検査合格」としているわけではありません。
あくまでも、設計者からもらった基礎の図面と現場との「整合確認」に対して、整合チェックをしているだけです。
図面通り現場ができていれば「検査合格」なのです。
よって、設計者が構造計算もせず、基礎のスパン表も使わず、経験と勘(構造計算経験のない人に経験の勘もありませんが)で描いた基礎の図面は建築基準法に適合していなくても、構造安全性の確保ができていなくても、瑕疵保険の設計施工基準に適合していなくても、第三者検査は「合格」します。
また、第三者検査合格により、第三者検査員に設計責任が行くわけではありません。
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