8月30日~9月1日まで北海道大学にて日本建築学会大会が開催されます。
今回は2本発します。
初日午前中に大学院で研究中の「小規模木質構造建築物の基礎形状による地盤判定」を発表します。
様々な方から質疑や意見がでることを期待しています。
最終日は弊社酒井君が「建物軸力算出設計と継手式鋼管杭による建物沈下修正工法」を発表します。
発表以外は発表を聞きまくります。
素晴らしい研究がたくさんあり、研究や実務のヒントになる貴重な三日間となります。
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2013年8月30日金曜日
2013年8月7日水曜日
地域型住宅ブランド化事業採択!
弊社が代表と事務局を務める「新潟地域型住宅協議会」が、平成25年度地域型住宅ブランド化事業にて無事採択されました。
一安心です・・。
ここからがスタートです。
今回の目標は、会員工務店の皆様に長期優良住宅を先ずは1棟建ててもらうことです。
四号特例廃止が叫ばれてから数年が経ちましたが、未だに廃止には至りません・・。
建築基準法の改正の難しさ、特例廃止による住宅着工戸数の激減による経済的ダメージなどなどが原因ではないかと思っています。
(そもそも、特例廃止で壁量計算・四分割法・N値計算ができずに困る設計者がいること自体大問題なのですが・・)
これを解決するのが「長期優良住宅」だと思います。
住宅の性能を明確化し、消費者に説明できる良質な住宅なのです。
いずれ、四号特例に甘えているうちに、長期優良住宅かそうでないか(性能の不明な四号建築物)で業界も線引きされると思います。
補助金が使える今のうちに、長期優良住宅にチャレンジしてみましょう!!
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四号特例廃止が叫ばれてから数年が経ちましたが、未だに廃止には至りません・・。
建築基準法の改正の難しさ、特例廃止による住宅着工戸数の激減による経済的ダメージなどなどが原因ではないかと思っています。
(そもそも、特例廃止で壁量計算・四分割法・N値計算ができずに困る設計者がいること自体大問題なのですが・・)
これを解決するのが「長期優良住宅」だと思います。
住宅の性能を明確化し、消費者に説明できる良質な住宅なのです。
いずれ、四号特例に甘えているうちに、長期優良住宅かそうでないか(性能の不明な四号建築物)で業界も線引きされると思います。
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2013年8月2日金曜日
お客様とのギャップ・・・
先日、ある工務店の方より相談がありました。
その工務店で住宅を建てたお客様から、自分の家の性能が知りたいと言われたとのこと・・。
特に構造安全性について。
耐震性能はどの程度なのか?
柱や梁などの軸組部材の寸法算定の根拠は?
地盤・基礎の安全性は??
この住宅は4号建築物なので、構造安全性については建築基準法の仕様規定を順守していることが最低条件です。
なので、壁量計算・四分割法・N値計算程度の簡易計算しか求められていません。
柱は横架材間垂直距離の規定、欠損、有効細長比程度、
横架材は中央付近の下側に耐力上支障のある欠損をさせない程度、
基礎については、告示1347号の寸法や配筋程度です。
だから、構造計算は不要だと胸を張っている建築士も多いようですが、
ちょっと違いますよね。
基準法は最低基準ですから・・。
話は戻りますが、
このお客様は構造計算書など構造安全性を証明したものを見せてほしいのです。
でも、この住宅、構造計算していません・・。
そこで工務店より弊社に相談が来たのです。
弊社としては、今からでも構造計算して安全性を確かめましょうと伝えました。
各所でNGが出る可能性はありますが・・。
ところが相談をしてきた工務店の方は、
「安全性を考えて大きな梁を使ったのに・・」とか、
「うちの大工は腕が良いんだけどな・・」とか、
「今までつくってきた住宅は地震で壊れたことないんだけどな」って感じです・・。
構造計算する必要性を全く感じていません。
ポイントはそこじゃないんです。
その大きな梁が荷重に対して安全なのか計算で証明してくださいと言っているのです。
大工さんの腕が良いことは大切ですが、構造安全性の証明にはなりません。
地震に対する安全性は経験だけではなく、壁量計算等で確認していますか?
とお客様は言っているのです・・。
これは特別な例ではありません。
多分、同じように思っている設計者はたくさんいると思いますよ。
住宅を建てるお客様は構造安全性にかなり関心を持っています。
構造安全性を確認しないで住宅を建てているとは夢にも思っていません。
このギャップ、早く埋まるようになるといいのですが・・。
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耐震性能はどの程度なのか?
柱や梁などの軸組部材の寸法算定の根拠は?
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この住宅は4号建築物なので、構造安全性については建築基準法の仕様規定を順守していることが最低条件です。
なので、壁量計算・四分割法・N値計算程度の簡易計算しか求められていません。
柱は横架材間垂直距離の規定、欠損、有効細長比程度、
横架材は中央付近の下側に耐力上支障のある欠損をさせない程度、
基礎については、告示1347号の寸法や配筋程度です。
だから、構造計算は不要だと胸を張っている建築士も多いようですが、
ちょっと違いますよね。
基準法は最低基準ですから・・。
話は戻りますが、
このお客様は構造計算書など構造安全性を証明したものを見せてほしいのです。
でも、この住宅、構造計算していません・・。
そこで工務店より弊社に相談が来たのです。
弊社としては、今からでも構造計算して安全性を確かめましょうと伝えました。
各所でNGが出る可能性はありますが・・。
ところが相談をしてきた工務店の方は、
「安全性を考えて大きな梁を使ったのに・・」とか、
「うちの大工は腕が良いんだけどな・・」とか、
「今までつくってきた住宅は地震で壊れたことないんだけどな」って感じです・・。
構造計算する必要性を全く感じていません。
ポイントはそこじゃないんです。
その大きな梁が荷重に対して安全なのか計算で証明してくださいと言っているのです。
大工さんの腕が良いことは大切ですが、構造安全性の証明にはなりません。
地震に対する安全性は経験だけではなく、壁量計算等で確認していますか?
とお客様は言っているのです・・。
これは特別な例ではありません。
多分、同じように思っている設計者はたくさんいると思いますよ。
住宅を建てるお客様は構造安全性にかなり関心を持っています。
構造安全性を確認しないで住宅を建てているとは夢にも思っていません。
このギャップ、早く埋まるようになるといいのですが・・。
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