プレカットユーザーの連載2回目が出版されました。
タイトルは、木造住宅・逆さ引き「構造基本講座」 こんなに間違っている住宅基礎 その2 です。
今回も様々な住宅基礎の関する誤解や注意点を書きました。
かなり内容てんこ盛りです・・。
現在、住宅基礎は最も構造的に間違って設計や施工が行われています。
べた基礎ブームと言われていますが、構造安全性が確保され、建築基準法に適合した「べた基礎」は世の中にほとんど存在していません。
ホントです・・。
設計者が基礎を少しでも理解して、間違っている基礎が少しでも減ることを願っています。
最近多いことは、べた基礎の構造計算を行うと当然ですが耐圧版周囲には基礎梁が連続します。
(巷にあるような、人通口部分は基礎梁(立上り)なし、補強もなしはあり得ません。
そもそも基礎ではありません・・)
この当たり前のべた基礎を見た設計者は、
「基礎屋がこんな基礎見たことないと言っている」とか、
「過剰な設計だ」と言っています、
と言ってくることがある・・。
誰が設計者なの?
建築士でしょ、基礎の施工業者に設計まで口を出されていて言いなりになってどうする!
と言いたいところです・・。
実際、言っていますが。
これは、省エネ設計して断熱材の種類や厚さの図面を見た大工さんが、
「こんな断熱材厚すぎる、過剰だ!」と設計もしていないのに言われて、
建築士が「大工さんが言うなら仕方がない」と言われた通りの断熱材に変えて施工しやすいようにしていることと何にも変わりません。
断熱材のことはよく知っているから、こんなこと言われても反論するでしょ。
ではなぜ構造については反論できないのでしょうか??
設計者の皆さん、もっと構造を勉強しましょう!
プレカットユーザー連載記事はこちら
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