2013年7月23日火曜日

ワランティ塾2013 第2回講座

7月17日(水)、東京都内にて、ワランティ塾2013 第2回講座を開催しました。
今回のテーマは、「軸力算出による柱状改良設計」と「地盤品質判定士試験問題例と解説」です。

軸力算出による柱状改良設計は、木造住宅の柱直下地盤面の軸力を算出し、その軸力を考慮して柱状改良設計を行う手法です。
一般的な柱状改良設計は建物重量を概算値で算出、均等配置が基本です。
しかし、建物は2階建て部分と平屋部分があれば当然重量は違います。大空間と小さな空間でも重量は違います。これら重量バランスを考えた安全性の高い柱状改良設計を行い、この技術力を強みとすることを目的としています。


さらに、柱状改良設計と基礎設計はセットで行うことが基本です。ここもしっかりと説明させていただきました。
途中、演習も行いました。

後半は、今年新設される「地盤品質判定士」の試験問題例と解説を行いました。
過去問題が無い中、地盤品質判定士協議会HPにある問題例を解き、理解度を高めていもらえるよう図解入りの解説を作成しました。
地盤は奥が深く難しい・・。


このワランティ塾に参加の地盤業界の方々は本当に真剣に勉強をしています。
建築士ももっと、構造や地盤・基礎を勉強しないといけないと感じています・・。

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2013年7月10日水曜日

新建ハウジングに地盤判定の記事掲載

7月2日東京都内で開催した「構造塾」木造住宅地盤判定セミナーの内容が、新建ハウジングに掲載されました。
セミナー内容が大変分かり易くまとめてあります。

そして、セミナーで紹介した「地盤判定プログラム」、「液状化判定プログラム」のことも記載されています。

木造住宅は、地盤調査、地盤判定、補強工事、基礎設計など一連の流れで行うできことが、それぞれ勝手気ままに進められています。
ここを設計者がしっかりと一連の流れとして設計することで安全な地盤と基礎がお客様に提案できます。
そんな内容のセミナーでした。

また、地盤補強工事については、とにかく削減しようと極端なまでに進んでいることも見受けられます。
本当に地盤補強を削減したいのであれば、SWS試験ではなくより詳細な地盤調査や土質試験が必要です。

今回開発し紹介したプログラムは、地盤補強工事を削減するためのツールではありません。
上部構造を考慮したより詳細な地盤判定を行うためのツールです。

興味のある方は是非、ご連絡ください。

新建ハウジング記事
http://www.ms-structure.com/news/news52.html

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2013年7月3日水曜日

「構造塾」木造住宅地盤判定セミナー

7月2日(火)東京都にて、「構造塾」木造住宅地盤判定セミナーを開催しました。
スウェーデン式サウンディング試験方法と結果の読取り方、地盤補強判定の方法、
液状化判定、基礎形状の決定などなど、かなり濃い内容のセミナーでした。

地盤調査から地盤補強判定を行うのは本来建築士である設計者の業務です。
その業務を明確にしていくことで、精度の高い地盤判定が行われます。

地盤判定というと、「いかに地盤補強工事率を下げるのか」と考えがちですが、
そではなく、正確に地盤を判定することが大切で、
地盤補強も明確な理由で必要性、最適な工法を判定します。

セミナー終了後は多くの参加者より相談やお問い合わせを頂き、
地盤・基礎に対する関心の高さ感じることができました。

 
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